教育体制
入職者研修(全職種)
新人研修
入職直後に3日間の研修を行います。老健の意義や就業規則、感染対策など各委員会からのマニュアル指導、接遇指導、介護保険制度全般の説明や、高齢者体験等を通して、これから働く「エルサ上尾」を学んでいただきます。



中途入職者研修
入職時オリエンテーションとは別に、中途入職者を対象に年3回開催し、各委員会からマニュアル指導等を行います。


フォローアップ研修
入職後半年を目安に行います。半年の間で、うまくできたこと、うまくできなかったことの振り返りを行い、日々の業務に流されるだけではなく自分自身を客観的に見直しています。


施設内勉強会
月1回、感染対策や褥瘡防止などのテーマを各委員会が講師となり、勉強会を開催しています。


看護部研修
利用者様に寄り添った看護を基本とし、利用者様の日常の体調管理および看取り期の方の対応など状況に合わせた研修機会を設けています。その一つとして、看護本部を中心に実施している「看護クリニカルラダーの研修動画(e-ラーニング)」を導入しています。そのことによって、自分の好きな時間に学ぶことができます。また、各々のラダーに合わせた専門性を高める研修も準備されており、研修参加へのバックアップ体制も整っています。施設での看護が未経験の方でもプリセプター制度を導入していることで、不安なく現場に馴染んでいただけると思います。
介護部研修
キャリアラダー
AMGキャリアラダーシステムのとは「ラダー」とは「はしご、階段」の意味があり、段階的に登ることやその手段を意味します。
キャリアラダーシステムは実践能力を育成する「クリニカルラダー」と管理能力を育成する「マネジメントラダー」があります。
大項目 | 中項目 |
---|---|
基本介護技術の評価 (介護技術チェックリストで評価) |
入浴介助、食事介助、排泄介助、移乗・移動・体位変換、状況の変化に応じた対応 |
介護実践能力 | ニーズをとらえる力、ケアする力、協働する力、意思決定を支える力 |
組織的役割遂行能力 | 目標管理、物品管理、災害・防災管理、メンタルヘルス |
教育・研究能力 | 継続教育・介護研究 |
ラダーレベル | 経験の目安 | 到達目標 |
---|---|---|
Ⅰ | 1年目 | 指導を受けながら介護実践ができる |
Ⅱ | 2年目 | 部分的な指導のもと、ある程度の介護実践ができる |
Ⅲ | 3~4年目 | 指導がなくても一定の介護実践ができる |
Ⅳ | 5年目~ | チーム内においてリーダーシップをとることができ、基本的な介護を後輩や学生に指導・教育することができる |
Ⅴ | 主任に準ずる | 自部署の業務が円滑に遂行されるように、スタッフに対する指示・指導を状況に合わせて行うことができる |
プリセプター制度
ある一定期間、1人の新人職員(プリセプティー)に対してマンツーマンで先輩職員(プリセプター)が担当します。プリセプティーは担当のプリセプターとともに業務を行います。仕事を通して介護技術、コミュニケーション技術、精神面など、広範囲にわたって指導します。介護経験の有無にかかわらず自立するまではプリセプター、プリセプティーの関係は続きます。自立した後も相談役としてフォローする関係になっている事が多くあります。
リハビリテーション科研修
プリセプター制度
先輩職員(プリセプター)が新人職員(プリセプティー)をマンツーマンで教育・指導することをいいます。最初の6ヶ月間はひとりで業務ができるように一人ひとりに先輩職員がつき、日常業務からリハビリ実施計画書の作成、訪問指導報告書の作成などしっかり教育と指導を行います。独り立ちができた後も3年目まではプリセプター、プリセプティーの関係を継続し、業務指導はもちろん精神面への支援もしています。
教育ラダー(教育プログラム)


教育プログラムを活用して育成を行います。このプログラムはクラス別のラダーに分かれており、各々のラダーによって到達目標が明確化されているので取り組むべき課題が一目でわかり、安心して自分自身をキルアップさせるころができます。
伝達講習
施設外での学会や講習会で得た知識や技術を科内全体にフィードバックする「伝達講習」と呼ばれる勉強会を定期的に開催しています。


新人研修会
『やさしく、分かりやすく、参加しやすく』をモットーに開催しています。新人セラピスト2人に対し先輩1人がついて実技・知識だけではなく、基本的なカルテの書き方まで丁寧な指導が行われます。


資格取得への取り組み
介護福祉士、認知症ケア専門士、認定理学療法士、専門理学療法士、呼吸療法認定士