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利用者の権利

利用者権利章典

  1. 十分な説明を受ける権利(説明と同意、理解と選択の権利です)

    療養方針、今後の見通し等についてわかり易い言葉や方法で、知りたいことに対し十分な説明を受ける権利があります。
    そのうえで、療養内容等を自分の意志で選択し、または拒否する権利があります。

  2. プライバシーが守られる権利

    療養の過程で得られる個人情報の秘密が守られる権利があります。

  3. 療養日誌を知る権利

    自分の療養に関する情報に対して、知る権利を有します。
    当施設の定めるところの形式にのっとり、療養日誌開示請求が行えます。

  4. 良好で快適な環境で療養サービスを受ける権利

    全ての利用者様は、良好で快適な療養環境のもとに療養サービスを受ける権利があります。そのためには、施設内での規則やマナーを守り、他の利用者様の療養環境に支障をきたさないようにするのは利用者様の責務です。

利用者様への宣言

  • 私たちは利用者様の権利・人権を尊重し、抑制のないケアの提供に努めます
  • 私たちは常に利用者様の立場に立って物事を見て考えます
  • 私たちは利用者様への奉仕の心を忘れません
  • 私たちは利用者様に公平に接し、差別しません
  • 私たちは利用者様の訴えに真摯に耳を傾けます
  • 私たちは利用者様とのかかわりを第一に考えます
  • 私たちは利用者様の職務上知り得た情報を在職中はもとより退職後においても秘密を守ります
  • 私たちは利用者様への説明責任を果たします
  • 私たちは不当な報酬を求めません

個人情報保護方針

プライバシー・ポリシー

1.目的

利用者の個人情報に関する管理手法を適切に定め、かつ適切な管理を実施することにより、個人情報の漏洩を防ぐことはもちろん、各職員の個人情報に対する意識を向上させていくことを目的とする。個人情報保護は単に法的要求事項だけではなく、職業人としての当然の倫理であり、また利用者個人の尊厳にかかわる重要な事項と心がける。

2.適用範囲

当規定にて、利用者の個人情報という場合、利用者・家族いずれも適用する。当規定の適用する個人情報管理の適用範囲は下記の通り。

  • 利用者自身の管理
  • 介護サービスを提供する際に発生する情報の管理
  • 個人情報の収集
  • 個人情報の利用
  • 個人情報の安全な保管
  • 個人情報の廃棄
  • 個人情報の管理を委託する場合、委託先の管理

3.責任・担当

当組織における利用者個人情報の管理責任・担当は下記の通り。

  • 利用者個人情報の管理実施責任・・・事務長
  • 利用者個人情報の管理担当・・・・・・ 各職員

4.個人情報保護方針と収集目的の明確化

施設長は、介護サービスの遂行にあたり、当施設における個人情報保護方針と収集の目的を施設内に掲載し、利用者、家族への周知を行う。 また、利用者・家族に対し、入所前の「サービス利用契約書」にて、当組織が設定する収集目的内の個人情報の収集と活用に対する同意をいただく。

5.個人情報の収集

介護サービス業務実施に際して、情報主体から個人情報を収集する手順を以下に定める。 ①収集内容 新たな目的で個人情報を収集する際は、収集に際して「個人情報の収集目的」に限定する個人情報のみを必要最低限の範囲で収集する。 ②収集方法 介護サービスの提供において、新規利用にあたり個人情報を収集する。収集手段別の対応は、下記に示す方法にて行うものとする。

収集形態 対応手順
入所サービス
通所サービス
入所サービス 相談受付時に利用者状態をお聞きし、「相談受付表」に記録する。
また、必要書類として、医療機関の発行する「健康診断書」や前施設での「情報提供書」を求める。

6.収集情報の利用

各担当者は、収集した個人情報及びそれをデータ化したものを、「個人情報の収集目的」に定めること以外で使用しないことを徹底する。

7.個人情報の正確性確保

利用者の身体状況データ、日常介護データ、その他関連データ等、本人から収集するデータや介護サービスの結果として入手できるデータは「ケース記録」又は「リハビリテーション実施記録」、「栄養ケアマネジメント記録」内にすべてにファイリングし、単独で保管することをしない。

介護サービスを提供する際に、検査委託、給食委託また、事務部門の委託を行い、施設外の者が利用者データを確認する場合、あらかじめ当該委託業者との契約(個人情報保護・守秘義務を含めた)を締結し、その信頼性を担保する。

8.個人情報の提供

利用者の個人情報は、あらかじめ「個人情報の収集目的」にて定めている目的以外で情報を公表する場合、本人の同意を得た上で提供する。ただし、法令で求められる場合や利用者の生命にかかわる事態が発生した場合など、個人情報保護法23条に適用できる場合は、本人の同意なしに情報を提供できる。

また、感染管理・安全対策及び医療・介護の質向上のため、上尾中央医科グループ の病院・施設からの照会があった場合にこれに応じる。

9.個人情報の安全性確保手順

9−1 個人情報の防護

  • 個人情報の防護(紛失、漏洩、破損、改竄などの回避)について以下の原則を守る。
  • 個人情報が特定できる記録様式、データを施設外に持ち出さない。
  • 個人情報が特定できるデータを外部につながるPC内に保管しない。
  • 必要に応じて、データをPC内に入力する際には、限定する職員のみが閲覧・改定できるよう、パスワード設定などの防護策を行う。
  • 情報システム担当は、PCの外部環境からの防護対策を確実に行う。
  • 各部門のデータは、少なくとも週1回以上バックアップを行う。
  • バックアップの際に用いたメディアはカギのかかる棚などで施錠管理する。

9−2 媒体の廃棄

利用目的が終了した個人情報は下表の手段をもって速やかにデータを確実に廃棄する。

メディア 破棄方法
シュレッダーにかける又は専門の業者に依頼し廃棄する。廃棄管理用の報告書を具備する。
PC内データ 専門の業者に依頼し、データの消去をする。消去実施の報告書を具備する。
メディア 再フォーマットし、再利用する。又は、完全に廃棄する。

10.個人情報の最新版管理

事務部門担当者は、利用者より個人情報が事実でないとの理由により修正や削除の要求を受けた場合、幹部会議の判断のもと、事実の確認を行うものとする。

確認の結果、当組織の保持する個人情報が事実でないことが判明した場合、訂正または削除を行う。
訂正又は削除は、完全な記録の消去ではなく、二重線を引いて横に訂正するなど、訂正前の記録がわかる形で行う。電子データの場合は、訂正の記述を付加し、もとのデータの改訂は行わない。

11.利用者個人情報の開示

別途定める「療養記録開示手順」を参照のこと。

12.個人情報に関する窓口

事務長は、個人情報に関する苦情・相談を受け付ける。苦情・相談等に関する詳細は、別途定める「苦情・要望等対応手順」を参照のこと。